【 エクセル ビンゴ マシーン 】ビンゴマシーンをTV表示!Excel × PowerPoint版ビンゴマシーンが簡単作成できるVBAコードを共有します

   
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【 エクセル ビンゴ マシーン 】ビンゴマシーンをTV表示!Excel × PowerPoint版ビンゴマシーンが簡単作成できるVBAコードを共有します

この記事では、「 エクセル ビンゴ マシーン 」の番号を、Excelに設置したボタンをマウスでクリックするだけで、その値が「Power Point」で表示できるVBAコードを共有しています。

手作業で エクセル ビンゴ マシーン の番号をお伝えする必要がなくなるだけでなく、ランダムで表示できるビンゴの値を「自動で」簡単に取得できます。

エクセル ビンゴ マシーン のレイアウトは、このページをご覧になられている方がご用意いただく必要がありますが、一度レイアウトを作ってしまえば次回以降も活用可能です。

マクロの設定方法に不慣れな方でも操作しやすいよう、マクロの設定手順を画像付きで解説しています。マクロを活用して、 エクセル ビンゴ マシーンをカンタン運用しましょう。

 

Excel × PowerPoint版ビンゴマシーンの仕様

ビンゴカードの仕様

  1. ランダム選択される値の範囲:1~75
  2. 重複した値が表示される確率が低くなるよう内部対策済
  3. 表示済の値はExcel側で確認可能
  4. Excel上に配置したボタンをクリックするだけでビンゴの値がPowerPoint側で表示
Excel上に配置したボタンをクリックするだけでビンゴの値がPowerPoint側で表示

モニター表示例(緑:PowerPoint 赤:Excel)

※VBAコード内を編集することでビンゴ値の表示範囲が可能です※


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ExcelとPowerPointの設定方法(7ステップ)

マクロの設定方法(5ステップ)

  • Excelの「開発タブーVisual Basic」から設定を開始する
  • 「Visual Basic(VBA)」設定画面を開いたら、「挿入タブー標準モジュール」を選択する
  • 「Module1」が新たに表示されたら、下図の赤枠内に【VBAコード】を貼り付け、保存ボタンを押す
  • マクロが新しいExcelシートを作成し、下図のように エクセル ビンゴ の「ランダムの番号並び」を80枚分、自動作成する
  • カスタマイズ方法

① Excelの「開発タブーVisual Basic」から設定を開始する

 Excelの「開発タブーVisual Basic」から設定を開始する

 

リボンのユーザー設定画像

「開発タブ」が存在しない場合、「ファイル タブーオプション」を選択し、「リボンのユーザー設定」から開発の部分にチェックを入れる

 

②「Visual Basic(VBA)」設定画面を開いたら、「挿入タブー標準モジュール」を選択する

「Visual Basic(VBA)」設定画面を開いたら、「挿入タブー標準モジュール」を選択する

 

③「Module1」が新たに表示されたら、下図の赤枠内に【VBAコード】を貼り付け、赤丸部分の保存ボタンを押す

 

赤枠内に張り付けるVBAコード(Excel版)


Sub ビンゴルーレットの値を送信()
    ' ランダムな値を取得
    Dim ルーレットの値 As Integer
    Dim 最小値 As Integer
    Dim 最大値 As Integer

    ' 範囲を指定
    最小値 = 1
    最大値 = 75

    ' ランダムな値を生成
    Randomize
    ルーレットの値 = Int((最大値 - 最小値 + 1) * Rnd + 最小値)
    
    ' ルーレットの値をセルに書き込む
    ThisWorkbook.Sheets("Sheet1").Range("A1").Value = ルーレットの値

    ' PowerPointに値を送信
    表示更新 CStr(ルーレットの値)
End Sub

Sub 表示更新(ルーレットの値 As String)
    ' スライド番号
    Dim slideIndex As Integer
    slideIndex = 1 ' スライドが1つの場合。必要に応じて変更してください。

    ' Shapeの名前が"TextBox1"の場合に値を更新
    Dim ppt As Object
    Set ppt = CreateObject("PowerPoint.Application")
    
    ' アクティブなプレゼンテーションを取得
    Dim pres As Object
    Set pres = ppt.ActivePresentation
    
    ' スライド内のShapeを取得
    Dim shp As Object
    Set shp = pres.Slides(slideIndex).Shapes("TextBox1") ' TextBox1は適切なShapeの名前に変更してください
    
    ' Shapeのテキストを更新
    shp.TextFrame.TextRange.Text = ルーレットの値
End Sub








④Excel上でビンゴの値を表示させるための「ボタン」を2つ配置する

「開発タブ-挿入-ボタン」を選択する

「開発タブ-挿入-ボタン」を選択する

 

マウス左ボタン長押しで大きさの調整を行った後、マウス右クリックから「マクロの登録」を選択

マウス左ボタン長押しで大きさの調整を行った後、マウス右クリックから「マクロの登録」を選択

 

「ビンゴルーレットの値を送信」を選択

「ビンゴルーレットの値を送信」を選択

 

マウス右クリックから「テキストの編集」を選択するとボタン名称が変更できる

マウス右クリックから「テキストの編集」を選択するとボタン名称が変更できる

 

上記と同じ操作で新たなボタン「初期化」を配置することで、ワンクリックで簡単にマクロを動かすことが可能となる

上記と同じ操作で新たなボタン「初期化」を配置することで、ワンクリックで簡単にマクロを動かすことが可能となる

■ボタンの役割

【初期化】
ビンゴ値の表示範囲(現在の仕様は1~75)をExcel列Aに表示

【ビンゴルーレットの値を送信】
A列に配置された値からランダムで表示させる値を選択し、同時にExcel列Bに表示
(ごく稀に重複値が表示される可能性あり)

※現時点ではPowerPointの設定を行っていないため、ボタン「ビンゴルーレットの値を送信」をクリックするとエラーが発生する

⑤PowerPointの「開発タブーVisual Basic」からマクロ設定を行う

PowerPointの「開発タブーVisual Basic」から設定を開始する

PowerPointの「ファイルーオプション」を開き、「リボンのユーザー設定」から下記の項目にチェックを付ける

  • アニメーション
  • スライドショー
  • 開発
操作完了後、画面左上の「Visual Basic」を選択する

操作完了後、画面左上の「Visual Basic」を選択する

 

「Visual Basic(VBA)」設定画面を開いたら、「挿入タブー標準モジュール」を選択し、Excelの時と同様、下記のコードを入力する

「Visual Basic(VBA)」設定画面を開いたら、「挿入タブー標準モジュール」を選択し、Excelの時と同様、下記のコードを貼り付ける

赤枠内に張り付けるVBAコード(PowerPoint版)


' PowerPoint VBAコード

' グローバル変数
Public currentValue As Integer

' スライドが開かれるたびに呼ばれるイベント
Private Sub App_PresentationOpen(ByVal Pres As Presentation)
    ' グローバル変数の初期化
    currentValue = 0
End Sub

' ボタンがクリックされたときに呼ばれるメソッド
Sub IncrementValue()
    ' スライド上のテキストボックスの名前を指定(TextBox1は適切なShapeの名前に変更してください)
    Dim shp As Shape
    Set shp = ActivePresentation.Slides(1).Shapes("TextBox1")

    ' 現在の値を取得してカウントアップ
    currentValue = currentValue + 1

    ' テキストボックスのテキストを更新
    shp.TextFrame.TextRange.Text = CStr(currentValue)
End Sub


⑥PowerPoint画面とExcelの「ビンゴ値」を連動させるための設定を行う

PowerPoint画面とExcelの「ビンゴ値」を連動させるための設定を行う

「挿入タブーテキストボックス」を選択し、ビンゴ値を表示させる箇所を作成する

 

テキストボックスを選択した状態で「ホームタブー配置-オブジェクトの選択と表示(P)」を選択

 

PowerPoint画面右側の赤枠に「TextBox1」と入力(省略不可)

※「TextBox1」以外の文字を入力すると正常動作しないため要注意

 

テキストボックス選択後、「アニメーション」や文字サイズ、文字色などを自由に変更すると、注目度の高いビンゴ値が表示可能

上記設定の完了後、このPowerPointを保存する

⑦PowerPointとExcelの「連動テスト」を行う

PowerPointとExcelの「連動テスト」を行う

PowerPointの上記矢印部分を押し、「プレゼンテーションモード」に切り替える
(アニメーションなどの見栄え確認のため)

 

PowerPointとExcelが開かれている状態で、Excel側のボタン「ビンゴルーレットの値を送信」を押す度にPowerPoint側で表示されるかテストする

PowerPointとExcelが開かれている状態で、Excel側のボタン「ビンゴルーレットの値を送信」を押す度にPowerPoint側で表示されるかテストする

■ビンゴ値が表示されない場合

【Excel側の再確認】

  • 本記事で提供しているマクロのコードが全て張り付けられているか
  • ボタンに「マクロ登録」されているか

【PowerPoint側の再確認】

  • 本記事で提供しているマクロのコードが全て張り付けられているか
  • テキストボックスにオブジェクト名「TextBox1」が設定されているか

カスタマイズ方法

カスタマイズ方法

下記VBAコードの赤字箇所の値を変更すると、ビンゴ値の表示範囲が指定できます

■カスタマイズの注意点

【重複値の表示確率が高まってしまう】

現在の仕様(1~75が表示)では重複値の表示確率が低く設定されてますが、表示範囲を狭めれば狭めるほど、重複値の表示確率が高まります


Sub ビンゴルーレットの値を送信()
    ' ランダムな値を取得
    Dim ルーレットの値 As Integer
    Dim 最小値 As Integer
    Dim 最大値 As Integer

    ' 範囲を指定
    最小値 = 1
    最大値 = 75

    ' ランダムな値を生成
    Randomize
    ルーレットの値 = Int((最大値 - 最小値 + 1) * Rnd + 最小値)
    
    ' ルーレットの値をセルに書き込む
    ThisWorkbook.Sheets("Sheet1").Range("A1").Value = ルーレットの値

    ' PowerPointに値を送信
    表示更新 CStr(ルーレットの値)
End Sub

まとめ

まとめ

本記事で紹介した設定を行うことで、ただ読み上げるだけだった「ビンゴマシーンの値」を目立たs手表示させることが可能です。

大切なイベントの中で催される「ビンゴゲーム」を有意義なものにするためにも、可能な限り盛り上がる環境作りを意識しましょう。

 

この記事に関しての質問や、「Excelマクロを作成してほしい」などの仕事依頼がある場合は、下記フォームからお問合せください。返信まで少々お時間をいただくことがございますが、あらかじめご了承ください。

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